top of page
執筆者の写真ニラカナ堂 佐々木仁孝

「AKB48全国ツアー」を抜いてYahoo急上昇ワード7位になった背景には「個人ブランディング」があった!

更新日:2020年6月3日



以前ブログで、 浮浪者であるにもかかわらず妻側の家族の反対を覆し、結婚。

おまけに「新婚さんいらっしゃい」にも出ちゃいました、というお話を書きました。 その背景には「個人ブランディング」をしたってとこまで書きましたっけ。 さて、

「新婚さんいらっしゃい」と言えば、

1971年に放送開始し、いまだに人気の衰えない「おばけ番組」です。 番組をご存知の方はわかると思いますけれど、

出演する新婚夫婦、あれ、不自然なしゃべり方していませんか? 敢えて無理やりタメ口をきかせるっていう、あれです。 若い20代の新婚さんならそれも許されるだろうけれど、

40代で結婚したぼくには、どうにも腑に落ちないものがありました。


実は、番組サイドから「タメ口をきけ」と口を酸っぱくして言われているんです。


「40代なら40代なりの喋り方がある」

とぼくら夫婦は頑としてその指示には従いませんでした。

ひたすら「です」「ます」調。

何度リハーサルをしても「です」「ます」調で貫き通しました。


それとあの番組、やたらシモネタ多くないじゃないですか?

これも「40代のシモネタはキタナイ」といって、

夫婦で「シモネタをふられてもひたすらかわす」という戦術に打って出ました。 実際、多数いるオーディションに参加している新婚さん、

これでもかってくらいシモネタをどんどんブチこんできます。

それは笑えるのだけど、正直ムリしてるなーと、

その涙ぐましい「努力」には、そこまでするー? って思っていました。


皆、オーディションに通りたいがために、

「敷かれたレールの上を走ることだけに」一生懸命になっちゃったんですね。


ときには「定型」を破る必要もあります。


彼らも「個人ブランディング」さえしていれば、

こんな無駄な努力をしなくて済んだはずです。


そこで勘違いしていただきたくないのが、

「定型を破る」が先にあるわけではないのです。

「個人ブランディング」が先にあって、

結果「定型を破る」ということになった、ということだけです。 ビジネスでも同じことがいえると思います。

モノ、個人、社長、企業のもともと持っているリソースを使ってじゅうぶん戦える。

よそさまの評価を気にして、型に入れる必要はまったくない!!


特に零細、中小企業の社長さんたちのほとんどは、

「個性が立った」、話題性じゅうぶんなリソースを持っている。



話は戻りますが、

「新婚さんいらっしゃい」では、

当時勤めていたガラス工房海風の宣伝をさせてくれ、

としつこくスタッフに迫りました。


スポンサーもいることだし、タダで宣伝するってわけにはいかないんですよ、


と何度も断られましたが、

最終的には三枝さん(当時)次第、というところまで持っていくことが出来ました。


ここでも「企業ブランディング」の発揮です。


伝統工芸の仕事は正直、儲かりません。

当時営業部長という肩書をいただいておりましたが、

実質一人部署の一人部長という状態でした。

それも「企業ブランディング」に使える、と思ったのです。


それを面白おかしく話したら、会場バカウケ。

2ちゃんねるの「実況版」をあとで見返して知ったのですが、

会社名を言った途端に会社のHPにアクセスが集中し、

サーバーダウンという状況に陥ったのです(バズった!)。


最終的には番組収録後も三枝さんに呼ばれ、

「会場の皆さんに、もう一度宣伝しなさい」と寛大な配慮をいただき、

感動で涙を流しながら宣伝させていただきました。




ホームレスが沖縄の海につかりながらお風呂気分を味わった、

とか悲惨と言えば悲惨な状況だったと思うのですが、

そうしたリソース(お宝)を使って、

会社に貢献できたことは嬉しいことでした。





閲覧数:42回0件のコメント

Comments


ライティングを通してリソースをブランディング・コンサルタント|ライター集団

bottom of page